【徹底解説】死の秘宝Part2でハリーがヴォルデモートに死の呪文をかけられても死ななかった3つの理由とは
ハリーポッターと死の秘宝Part2みました?
ついこの間金曜ロードショーでやってましたね(ぼくはウクライナにいましたが)
それでみなさん疑問に思いませんでしたか?
あ、死の秘宝見てない人はネタバレになりますから!!
ヴォルデモートの待つ死の森に一人でいったハリー。そしてヴォルデモートから死の呪文をうけたのに
生きている
なぜ??
アバダケダブラって人を殺す呪文じゃないの??ヴォルデモートさん呪文間違えたの??
理解できている人もいるとは思いますがデキていな人もいると思うので
解説していきたいと思います
ちなみに
直前で手に入れた死の秘宝の一つ
蘇りの石の力ではありませんから!!!
目次
どういった流れでハリーポッターは生き返った!?
ハリーは自分の体の中にヴォルデモートの分霊箱があることをスネイプの涙の記憶から知ります
つまり、ヴォルデモートを完全に倒すためには自分の中の分霊箱も倒さなければならない
一度死ななければいけないということ
スネイプ先生も驚き
それを知ったハリーの精神的負担は想像を絶するでしょう
ですが、選ばれし者、生き残った男の子ハリーポッター、真のグリフィンドール生の勇気はすごいです。意を決してヴォルデモートの待つ死の森にむかいます
そこで手に持っていた金のスニッチを出すと、中から蘇りの石がでてきます
死ぬ前にその力を使って、死者である
ハリーの父さん、シリウス、ルーピンなどと出会い、
ハリー「死ぬって痛い?」
シリウス「眠るよりも早い」
と励ましてもらいます
そして自ら死ににいったハリー
ヴォルデモートの死の呪文を食らったあと
気が付くと、白い世界にいました。そこは生と死のはざまです。J.Kローリングの公式な説明によると、そこはリンボだそうです(地獄と天国の間の場所にあって、善人や洗礼を受けなかった霊魂が住む場所。カトリック用語です)
そしてダンブルドア先生が待っていました
ハリー、なんて素晴らしい子じゃ。なんて勇敢なんだ
と褒めてくれます
それとそこには
もう一人いました
それは死んだヴォルデモートの一部です
そこでダンブルドア先生と様々な話をして、勇気をもらうハリー
そして現実に戻ります
なので、生き返ったというのは少し不自然ですね
完全に死んではいませんので
現実では、死の呪文を放ったあとのヴォルデモートは倒れています
これはハリーの中にあったヴォルデモートの分霊箱=魂の一部が破壊されたからです
見事ハリーは自分の命を犠牲にせず、ヴォルデモートの分霊箱のみを破壊しました
なぜ死の呪文を受けてもハリーは死ななかったのか
これには三つ理由がありますが、その前にそもそもなんで赤ん坊のハリーが死ななかったのかに簡単に説明しないといけません
赤ん坊のハリーがヴォルデモートに殺されなかった理由
これは
愛です
ハリーポッターファンならわかっているとは思いますが、ハリーポッターは愛が大きなテーマになっています
ダンブルドア先生の名言集でもでてきましたが、言葉は魔法の源
[kanren postid=”1038″]つまり、愛する気持ちも魔法になりうることはなんとなくイメージできますよね
ダンブルドア先生がいうには、愛とは古くからあるとても強い魔法です
そしてヴォルデモートがハリー一家を襲いに現れ、ジェームズが殺され、赤ん坊であるハリーが殺されるというときに母であるリリーは命を投げ出してハリーの守ります
その結果として、ハリーの中にリリーの血の守りが残りました
命を投げ出すまでの愛、相当な魔法の力が込められているのでしょう
ヴォルデモートは愛による魔法の力を知ってはいましたが、愛を信じないのでその力を軽視しハリーに放った死の呪文は、その守りの力で跳ね返り、ヴォルデモートにダメージを与えました
そのときすでに分霊箱によって魂を分割していたので、完全な死には至りませんでしたが
そこでさらに魂が分割され、そばにあった生きていた魂にはいったんですね
ハリーポッターという分霊箱の誕生です
まとめると
ハリーポッターが赤ん坊の時に強大な魔法使いであるヴォルデモートの死の呪文を跳ね返したのは
母親による愛の力、血の守りがあったからでした
これを踏まえて、死の秘宝の今回の場面を考えましょう
あのときハリーが死ななかった理由は三つあります
母親であるリリーの血の守りがヴォルデモートにも入っていた
ヴォルデモートが完全復活をとげる際の材料って覚えてますか?
ハリーポッターと炎のゴブレットの終盤です
そう。ハリーの血です
つまり、リリーによる血の守りがヴォルデモートにも取り込まれたんです
そうなることで、ヴォルデモートの中でハリーを守る力が持続し、ヴォルデモートが生きている限りハリーは死なないという関係になりました
ヴォルデモートがハリーの分霊箱のような存在になったということです
J,Kローリングが言うには
このリリーの愛の護りの力はヴォルデモートにも最後の機会を与えているらしいです
それは作中でもダンブルドア先生がいっていますが、もしヴォルデモートが悔い改めてることがあれば、深く治癒されることが可能だったんです。深く治癒というのはわけられた魂を元に戻すことを指している
原作でもハリーは最後の最後に
「トム、一度でいいから自分のやったことを振り返って後悔してみるんだ!!」といってます
まぁもちろんヴォルデモートさんは
「なにをばかなことを」と拒否
ハリーがあの場面で死ななかった一つの理由はヴォルデモート自身がリリーの血の護りのせいでハリーの分霊箱になっていたからです
ニワトコの杖の真の所有者はハリーだった
ニワトコの杖の解説記事でも話していますが
[kanren postid=”399″]あの場面、すでにニワトコの杖の真の所有者はハリーでした
偽の持ち主が本物の持ち主に対して魔法をかけても正常には働きません
なので映画ではなかったですが、原作ではハリーが殺された(と思われてる)あと、ヴォルデモートはハリーに磔の呪文をかけて死体をもてあそびます
ですが、ハリーはニワトコの杖の真の所有者なので、磔の呪文も全くききませんでした
しかし、ヴォルデモートは魔法界史上最強最悪の闇の魔法使いなので彼の放つ死の呪文は相当強力です
なので全く効かないということはなく、ハリーを傷つけ、ハリーの中にあるヴォルデモートの魂の一部を殺しました
ハリーがあの場面で死ななかった二つ目の理由は、ヴォルデモートの使っていたニワトコの杖の真の所有者がハリーだったため、死の呪文の効力が完全に発揮されなかったからです
ハリーが生き残る決意をした
ニワトコの杖の所有者であるハリーに対して強力な死の呪文を放ったヴォルデモート
全く効かなかったわけではなく、ハリーをひどく傷つけました
仮にもヴォルデモートの魂の一部は死んでいますからね。ハリーの体も相当なダメージを受けました
あのリンボ(白い世界)では、もしハリーが死ぬことを望めばそのまま死ねたんです
そのくらいの生と死の間にいました
ですがハリーは再び現実に戻ってヴォルデモートと闘うことを選びます
常人とはレベルの違う勇敢さと、愛と、道徳心を持っているハリーだからできた選択だと思います
ふつうの人だったら戻っても、ヴォルデモートに殺されるっておもっちゃいますからね
ハリーがあの場面で死ななかった最後の理由は、ハリーが生きる選択をしたからです
なんで死の秘宝の蘇りの石は関係ないの?
ヴォルデモートに対面する直前に蘇りの石を使いますが
蘇りの石の力は死者を現実世界に呼ぶことができるっていうだけです
自分を死から救ってくれるものではありません
詳しくはこちらを読んでね
[kanren postid=”1200″]
ハリーが死ななかった理由まとめ
ハリーが死の森でヴォルデモートに死の呪文をかけられても結局死ななかった理由は
- 母親による愛の護りがヴォルデモートにも入っているため、互いが互いを守っている
- ニワトコの杖の真の所有者はハリーなので呪文は効力を完全には発揮しない
- ハリーが生き残る選択をしたから
の三つです
J.Kローリングはこのように話しています
重要なことは、私はこれらの魔法を基本的に非科学的にとらえているということです。つまり、「ニワトコの杖+リリーの血=生き残りが保証」というような公式は存在しません。最終的に重要なのは、ハリーとヴォルデモート自身の選択なのです。
愛と選択
ハリーポッターシリーズではよくでてくるキーワードですね
みなさんも仲間には愛をもって接し、自分の心に道徳心にしたがった正しい選択をしましょう!!